こんにちは。あぷもにです。
「子どもはほめて育てよう」
近年は本当によく聞くキーワードになりました。
親としてもやはり褒めることの重要性を日々感じています。
どうしてもできていないこととか、親や家族の都合に子どもを合わせがちで、その中でうまく動いてくれなかったり、思わぬことをされてしまった時にはついつい感情的になっちゃうこともありますよね。
そのあとはいつも自己嫌悪に・・・。
逆にうまくほめてあげれるとスムーズにことが運ぶし、子どもの素敵な姿が見られてお互いにとっていい状態に。
だからこそ、意識の中に常に置いているであろう「ほめること」
教師として働く中で、やはりいつも意識しているポイントでもあります。
そう感じる人も多いのではないでしょうか?
よかったらぜひ参考にしてみてください。
いい子! や えらい! は使わない
よく言ってしまいがちな「いい子!」や「えらい!」
これはできるだけ使わないようにしています。
「いい子!」や「えらい!」はよくあるほめ言葉で、ついつい言ってしまいがちです。
この言葉そのものがダメなわけではありません。
ですが、「いい子!」や「えらい!」は 評価する言葉、なのです。
子どもにとってこの魔法の言葉は、もっとほめられたい、もっと評価してほしい、という感情を持たせます。
そして初めは、ほめられたくてした行動ではないのに、だんだんとほめられるために行動することにすり替わっていきます。
そしてほめられなかった時には、その子自身が自己嫌悪におちいったり、ほめてくれなかった相手を責めたりしてしまうことにつながるのです。
これらは一つの動機にはなりますが、これが強く出てしまっては後々逆効果になることが考えられます。
つまり将来的に悪影響がないとも言い切れないんですね。
承認欲求ばかりが高まってしまう危険性があるということです。
やったね! や できたね! を使う
「やったね!」や「できたね!」と言ってみてください。
おそらく同じくらい子どもはいい表情になりますし、やる気も出してくれます。
10歳をすぎるとなかなか表情には表してくれなくなる子もいますが、素直になれなかったり気恥かったりするだけで、ほめられてうれしくない子はいませんから、心の中では喜んでいますよ。
「やったね!」や「できたね!」は、「いい子!」や「えらい!」と何が違うのか?
そのキーワードは、
この2つになります。
共感する、でほめると・・・
具体的には、「嬉しいなあ」や「できるようになってよかったね」などですね。
「共感する」=つまり相手と同じ気持ちを共有する、ということを通してほめることです。
一方、評価でほめると、どうでしょうか。
「前よりよくなったね」「えらくなったなあ」など。
言い換えれば「前よりよくなった(から、次はもっと期待する)ね」「(以前はダメだったけど)えらくなったなあ」
ちょっと意地悪な解釈かもしれませんが、評価するということは、少なからずプレッシャーを与えてしまうものなのです。
「できるようにならなければいけない」と明確ではなくとも感じてしまうものです。できないと「えらい!」といってもらえないかもしれませんからね。
「できなければならないこと」ではなく、子どもにとって「やりたいこと」にしてあげたいですね。
事実を認めるほめ方は?
何より満面の笑みで言ってあげてください。効果倍増です!
そして、事実にあったことを笑顔をつけて言ってあげるだけです。
「優しくしてたね」「お手伝いありがとう!」「自分からしていたね」
見たことを、そのまま伝えるだけ。とっても簡単ですよ!
うまく組み合わせると・・・
優しくできた子にはこう言ってあげましょう。
「優しくしていたね。お母さん(先生)、嬉しいなあ」
忘れ物が多かった子には、
「忘れ物しなかったね!きっと気をつけてたんだね。成長だなあ」
片付けや準備が苦手だった子には、
「お!しっかり片付け(準備)ができてる。先が見通せてるよ。見習いたいね。」
こんな風に使っていくといいですね。
まとめ
具体的な例も含めて、ほめ方について見てきました。
ほめ方のテクニックは・・・
の3つです。
うまくほめて、子ども達と素敵な時間を過ごしてほしいです。
一歩でも前に進むために、共にがんばりましょう。
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